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2018年11月7日 : 雨漏り土蔵のサプライズ II
【土壁サプライズ 板蔵に変身下地作業完了】

全撤去の土壁は、高野槙と杉赤身の厚板に入れ替え。防水シート、胴縁、開口部雨仕舞完了。引き続き切妻側の作業。破風板は、とても重く大きな杉板の設置作業。

搬入作業は、親方の指示の下 息のあった連携作業の見事なこと。若者のパワーが凄いことを実感するシーンでした。

重い、狭い、高所作業を厭わず、大工さんの手元に運び上げます。本当にありがとう! ご苦労様です。

この間、僅か45分程度の作業。本格的な木造建築に手馴れているとは言え「お見事な仕事でございます」。
蔵内では、土を除いた後を埋めるように杉板を張込む作業を黙々としています。

松丸太梁の形状に合わせてピッタリと杉板をカットして、土壁の時と同じように隙間なく、板壁にサプライズ。
2018年10月12日 : 雨漏土蔵のサプライズ
世界が認めた長期熟成古酒の新良酒造。寒仕込みを目前にした蔵元の想定外の出来事は、連続して来襲した秋台風の凄まじい威力でした。
東南海地震・伊勢湾台風に耐えてきた「明治時代の酒仕込み蔵(土蔵)」が、暴風雨で壊れてしまう。今、雨が土壁に滲みこんでいる緊急事態。サプライズを3回シリーズで公開します。


瓦屋根を覆うブルーシートは物資不足でしたが、工務店の奔走で即日調達、雨の中で即日施工、数度の雨漏りを克服して第一ステージ完了! ブルーシートで覆われた雨漏土壁は蒸し暑さで黴が発生します。

蔵元の願いは蔵付き酵母を活かしながら再生する方法を考えて欲しい。と言うことで失敗が許されない「旨酒仕込み大作戦」に取り組みます。序でに「モーツアルト」が響き渡る音響空間の仕込み蔵を企てております。

史上初「土壁を撤去・補強?板蔵に変身」させる「ぶっつけ本番」の酒蔵改造計画に着手。
工事期間は3ヶ月「超デリケートな仕事」にモノつくり職人集団は ビビル事 も無く淡々と取り組んでいます。


板壁は二重構造・室内化粧は杉赤身100%平衡乾燥材製作?松阪の製材所:株式会社マルナカ。
外壁側内部と胴打は高野槙?奈良県五條市の製材所:株式会社ナガイ。
工務店は松阪市の伊藤建設株式会社。実施計画と資材計画は横濱金平。

蔵内部に化粧板補強(杉赤身100%3センチ板)後、土壁を全撤去して、木材部分にIPAホウ酸液を噴霧して?黴処理、殺菌処理、木材防腐、木材防虫対策を施します。

土壁を徹去した後には、高野槙3センチ板を張り、内部を空気断熱層と音響効果に利用。


傷んだ木部を継いで、柱・土台の連結個所を補強。
今回は、ここまで!
♯古民家改造、♯音響空間、♯心地良い木材の使い方、♯木造は長持ちする、♯森の音、♯自然災害からの復興、♯旨い日本酒、♯長期熟生酒
2018年8月16日 : 送り火
「送り火は」名残を惜しむように 茄(なすび)をうつむき加減の牛に見立てて作り オガラを焚きました。お土産を沢山用意したので ゆっくり休みながら帰ってください。雨模様ながら晴れ間のタイミングでした。#日本っていいな~!、#送り火、#日本の癒し 

2018年8月13日 : 迎え火
お盆の迎え火を焚きました。
迎え火では 胡瓜を馬に見立て、送り火では 茄子を牛に見立てます。子供の頃に親から教えてもらった作法に従い この頃は 少しアレンジしながら楽しんでいます。今年は、お野菜の値段が高く、頃合いのものが中々見つからず 冷や冷やしながら作りました。日本っていいな~! #日本歳時記、#お盆休み、#日本の癒し


2018年8月11日 : 「樂音」シリーズ
グラフィックデザイナーの荒木基次さんがパンフレットを作ってくださいました。
素敵なパンフレットありがとうございます。

荒木基次さんのメッセージから!
双葉のような「葉音(はおん)」、花の蕾のような「花音(かおん)」、そして壁一面が鳴っているような「木音(きおん)」。そして、すべて「点音源」の音響機器は、楽器といっても過言ではない。そのシリーズを「樂音(らくおん)」と名付けました。
楽器のような音響機器だから、人々を樂しくさせるから、「樂」という字は、神様を喜ばせる鈴を持った巫女の舞の意味 だから「樂音」
点音源だから葉に伝わった音は振動を手で触れます。
難聴の方にも骨伝導で鮮明に伝わります。
というような、「樂音シリーズ」のパンフレットができました。

う~ん やっぱりプロは違う!出来栄えが違う。私が作ったパンフレットは廃盤です。